THE YELLOW MONKEY ひとり語り

THE YELLOW MONKEY・吉井和哉への独りよがりな愛を語っていきます。

2024.5.29. Sparkle X発売日の奇跡

アニーばりの長い前置きを書きます。ちょっとスピっぽい話。

最近、吉井さんが祈りの力について話す場面をよく見かけるけど、私もこれまでの人生経験からそれを信じている。ただし、なんでもかんでも祈りゃ叶うわけじゃあない。叶うものには前兆があって、ある時ふと降りてくる。予感まではいかないぐらいの感覚で。

最集結後いくつかのライブに行ったが、当初は「参戦出来るだけで幸せ」と思っていた。しかし欲深い私は2019年にふと思う。「そろそろ最前列とか、花道目の前とか来てもよくない?」私は実験を始めた。

毎日空に向かって願った。なぜかそうしようと思った。徳を積むと良いことがあるとかいうのは信じていない(良いことと悪いことは陰陽のように半々で起きると思っている。起きたことの良し悪しを決めるのは自分。)ので、他はフツーに過ごした。ただただ祈った。

結果、8/8武道館のスーパー指定席で最前列を得た。8/8は個人的に忘れちゃいけない特別な日なことも相まって、とんだ奇跡が起きたと驚いた。

益々と祈りの力を信じた私に今年に入って降りてきたのは「吉井さんに会う」ことだった。それまでだって当然「会ってみたい」とは思っていたけど、その先一歩踏み込んだ「会う」に変わった。急に。さらに「現実に起こりうる状況で、とにかくリアルに想定して妄想を作りあげる」をしたら叶いそうだとなぜか思った。

私は毎晩眠る前に考えた。その時の私は、吉井さんは、仕事中なのかプライベートなのか。どんなシチュエーションなのか。誰かといるのか1人なのか。声をかけれる状況だろうか。私は吉井さんに気づいたらどうなるんだろうか…様々なバージョンを思い浮かべるも納得のいく想像はいつも浮かばず、うんうんしてるうちに眠りにつく日々だったが、とにかく考えた。

そしてまたしても私の祈りは届いた。全く想定していないカタチではあったが、確かに会えた。何の努力もなく、たまたま、偶然に。スピが過ぎるが事実…つっても証明のしようがないので、他者目線も加味すると真実か。まぁ他人がどう思うかなんてどうでもいいけど。

モンキー絡みのこと以外でも、この「降りてきたことが叶う」がそこそこあるので、もしかしたら修行を積んで悟りでも開いたら、優秀な何かになれるような潜在能力があるのかも知れない…何の?

もちろん、こんなの気の持ちようなので、私が自分に都合良く考えてるだけで、統計学で算出したら、誰にでもこのぐらいの確率で起こることかも知れない。でも私にはそれが分からないし、どうせなら都合良く考えてた方が幸せなので、私はそういう力がちょっとあると信じることにしている。

ちなみに直感もめちゃくちゃ鋭いし運もめちゃくちゃ良いです。もうそれだけで生きてきた。周りにも恵まれてるし。ま、それを引き寄せてんのは私ですけどね。はっはっは。

はい、ここからが本編です。5/29、私は仕事終わりに渋谷タワレコへと急ぎました。その日からの展示を見るために。このところの情報過多についていけてないので、19:00の「?」のポストから何か予想出来ていたわけでもなく、とにかくすぐ見たい!という衝動だけした。

18:40頃に着くと、どうも地下でイベントがあるらしく店前がごった返し、モンキーファンと思しき方々よりそっちが多い。とりあえず展示と3階のコーナーも見て写真を撮り、なんと一度店を後にしている。パートナーに夜のこと丸投げてるのでなる早で帰ろうと思ってさ。

このご時世にスモーカーの私はPARCOの喫煙所に行き(なる早は何処)どれポストでもするかいとスマホを開くと…え?何どゆこと?慌ててYouTubeを開ければ、今まさに私が居たところに4人が!心臓がバクンと鳴り「えっ?」と声が出て手は震え、瞬時の判断が出来ない。えっ?えっ?ちょっと待って、え?今?これ今?ライブってなってるってことは今?

思考を巡らせること数秒のちタバコを消して来た道を全力疾走、何十年ぶりのダッシュに恐ろしく鼓動が高まり罠の歌詞が浮かぶ。もうこのまま破裂して死ぬんじゃないか?いや死んでたまるかい!目前の信号に捕まり、反対車線から中を伺うもパニック状態には見えず、もう居ないのか?と焦ったその時、チラッと見えたるはメンバーの頭。うぉー!!いたぁーー!!!

店内に入り観衆の1人になる。声も出ず、ただただ見つめることしか出来ませんでした。写真動画、もっとちゃんと撮りたかったけどその余裕もなく、ポストにいい匂いがしたとあったけどマスクを外す機転もきかず「うわーー…えーーー…」って感じで。目の前の4人は展示ポスターからそのまま出てきたような完璧な姿で、嘘みたいに浮世離れしていて、いやもう本当、小指の先からあの世の果てまで「完璧」だった。いっさいの隙なし!さすが過ぎた。

メンバーが移動すれば皆が後を追う。ハーメルンの笛吹き状態。3階でサイン等をしてさらに上へ登っていく吉井さんに手を振った時、目が合って手を振ってくださいました。ズキュン!!と音がしました。周りにキラキラと花が舞ってました。「ふぁっ!」って言いました。漫画の世界って現実にあるんですね←

そしてレコードと服まで見終わったメンバーが降りてくるのを1階で先回ったところ、奇跡の目の前通過。過去最短距離に理解が追いつかず、これは着ぐるみなんじゃないかとか考え出す。店外近くに停めてあったいつもの社用車(ナンバーが見えた時、おぉーっと歓声が湧いた)で夜の街へ消えるメンバーをお見送りしました。

直後、突然の出来事に思考を停止した脳みそが僅かに動き、サインを撮らなくては!と再び店内へ。ここにさっきまで4人がいた…ここで手を振ってくれた…と反芻しながら、バグったままの頭で、まだ乾き切らぬマジックの筆跡をスマホに収める。「推しの出した二酸化炭素を摂取」と誰かが言っていた。私も3階のカウンターとかエスカレーターの手すりとか撫でておいた。そこ触ったか知らんけど。

タワレコを再び後にし、一旦落ち着こうとタバコに火をつけるも全く実感が湧かない。4人を見て投げるようにポストしたままだったので、思いの丈を記録しようとアプリを開くも言葉が見つからない。この「実感のない現実」を言葉にするなら「天女を見た時」と同じだと思う。マジで。それゆえに、これをきちんと言葉なりなんなりで残さないと儚く消えてしまいそうで、言葉にならない言葉でもいいから残そうとしたら最後はオパオパになってしまった。ちなみに今も実感ない。

そう、サイン!前回のタワレコポスターの時はサインがあったので、確かに違和感は感じてた。のに!なんも気付かず「今回は無いのかぁ忙しかったんかなぁ」とか思ってた俺!祈って叶うとか書いてる癖に察し悪過ぎやしないかい。あのまま待機してたなら最初から拝めてたろうが!もうっ!…とは思うけど、会えただけでも超絶奇跡なのでもう言わないことにする。

ということで「もし吉井さんに会えたら自分はどうなるのだろうか?」の答えは「んマジで何も出来ない」でした。あと「語尾が"だが"になる」なんでだよ。

いやマジで人生なにが起こるか分かんないね。祈ることで何の損もないからみんなもやったほうがいいよ。今ならお得さ月額無料さあるのは愛だけーーさーーー。